
代表的なブーツ切れとして”ドライブシャフトブーツ”や”ステアリングラックブーツ”が挙げられますが、今回紹介するロアアームボールジョイントのブーツ切れは、あまり知られてないと思います。このボールジョイントブーツが切れていても車検に受かりません。主にフロントロアアームに付いてます。リヤは車種によりロアアーム形状が異なるので付いてないクルマもあります。フロントタイヤの内側を覗き込むと見えると思います。

↑フロント右(運転席側)ロアアームボールジョイントのブーツ切れです。”ぱっと見”は切れてないように見えますが、このように点検すれば確認出来ます。

↑ブーツを外しました。このようなボールジョイントになってるのでグリスも入ってます。ブーツが切れたままだとグリス飛散・ゴミ泥水が浸入しボールジョイントを痛めてしまいます。そうなるとボールジョイントに”ガタ”が発生し「クルマがふらつく」「ハンドルがぶれる」といった走行に支障をきたします。

↑新品部品との比較です。ぱっくり割れてますね。このブーツはナックルとロアアームで挟んでいる為、ちゃんと点検しないと割れてるか判別できません。

↑グリスを注入してブーツをつけます。交換完了です。
尚、この作業は分解整備(下記参照)に該当する為、未認証工場で作業できません。
分解整備の定義
第3条 法第49条第2項の分解整備とは次の各号のいずれかに該当するものをいう。
(1) 原動機を取り外して行う自動車の整備又は改造
(2) 動力伝達装置のクラッチ(2輪小型除く)、トランスミッション、プロペラシャフト又はデファレンシャル、を取り外して行う自動車の整備又は改造。
(3) 走行装置のフロントアクスル、前輪独立懸架装置(ストラット除く)、又はリヤアクスルシャフトを取り外して行う自動車(二輪小型除く)の整備又は改造。
(4) かじ取り装置のギヤボックス、リンク装置の連結部、又は、かじ取りホークを取り外して行う自動車の整備又は改造。
(5) 制動装置のマスタシリンダ、バルブ類、ホース、パイプ、倍力装置、ブレーキチャンバ、ブレーキドラム(二輪小型除く)もしくはディスクブレーキキャリパを取り外し、又は二輪の小型自動車のブレーキライニングを交換するためにブレーキシューを取り外して行う自動車の整備又は改造。
(6) 緩衝装置のシャシバネ(コイルバネ及びトーションバー除くスプリング除く)を取り外して行う自動車の整備又は改造。
(7) けん引自動車又は被けん引自動車の連結装置(トレーラヒッチ及びボールカプラを除く)を取り外して行う自動車の整備又は改造。
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