自動車オーバーヒート修理は向陽自動車工業(有)へ埼玉県北,行田市,深谷市,本庄市,埼玉県熊谷市の自動車整備工場

本文へジャンプ向陽自動車工業(有)
認証4−1175

埼玉県熊谷市小曽根641 
tel 048-521-5771
fax 048-521-5776
E-mail こちら 担当 小林剛之





ブレーキ引きずり修理 キャリパー固着

「ブレーキの引きずり」とは、ホイルシリンダ又はブレーキキャリパのピストンが固着してしまう事です。
その為、ブレーキを踏んでいないのに、常時ブレーキが利いてる状態です。常時ブレーキが利いてる状態ですとブレーキが高熱になりブレーキオイルに気泡が溜まりブレーキが利かなくなる危険性もあります(ペーパーロック現象)、又、常時ブレーキが利きっぱなしだとブレーキパットも急激に減ります。
通常走行では殆ど気が付きません、車検や点検時に発見されるケースが多いです。

「ブレーキの引きずり」の修理は分解整備に該当しますので、認証工場のみが作業できます。ブレーキは人の命を預かる大切な装置ですので、未認証工場で分解整備行ってはいけません。

では「ブレーキの引きずり」を見てみましょう
ブレーキ引きずり
@通常、各ホイール(タイヤ)はスムーズに回転しなければいけません。ところが、写真の箇所は、殆ど回転せずブレーキが利いてる状態になっています(ブレーキの引きずり)。私の右手に持っているのが「ブレーキキャリパ」です。ブレーキキャリパ内のピストンが錆で固着してしまうのが主な原因です。それでは「ブレーキキャリパ」を分解します。

キャリパー内部に錆が発生してピストン固着 キャリパー内部拡大写真
Aブレーキキャリパを分解しました。錆が発生してるのが判りますよね。右手に持っているのがブレーキキャリパ:キャリパ下の筒状の部品が「ピストン」です。通常ブレーキを踏むと、ブレーキオイル油圧でキャリパー内の「ピストン」を押し出し、ブレーキパットでブレーキローターを挟み込んで車輪回転を止め、車が停止します。ですがこのケースは、ブレーキを踏んでないのに「ピストン」が押し出された状態で固着してしまったので常時ブレーキが利いてる状態です。
それでは錆を落して、綺麗にします。

錆除去後のキャリパー&ピストン キャリパー組み付け後
B写真左が錆を落としたキャリパ&ピストンです。外した時の写真と見比べて下さい、綺麗になってるのが一目瞭然です。これならもう安心です。写真右が組付後です。それでは元通りに組み付けます。

サイドブレーキ
C組み付けの前に・・・これはサイドブレーキです。@のブレーキディスクローターを外すとこのようになってます。サイドブレーキを引くと写真のサイドブレーキシュー[左右の( )形2枚]が外側に開いて、ディスクローター内側をロックさせるから、車が止まってるのです。このサイドブレーキシューもブレーキパット同様に減るので車検・定期点検時には分解点検する必要がありますが、厳密に言うと車検の点検項目では「サイドブレーキの引きしろ」と「サイドブレーキの利き具合」だけなので、ここまで分解点検して残量をチェックする必要はないのですが、弊社では万全を期す為、分解点検調整してます。もちろんユーザー車検又は未認証工場では分解整備できませんので、ブレーキキャリパの修理はもちろんの事、サイドブレーキも分解整備できません。

ブレーキ引きずり修理完了
D組み付け完了です。最後にブレーキオイルのエア抜きを行い、試運転、再度「引きずり」チェックして修理完了です。

まとめ・・・軽自動車はともかく、乗用車クラスになるとブレーキが引きずっているのを気づかないまま乗っている人が殆どです。最初にもお伝えしましたが、大変危険な状態です。自動車の保守管理責任は自己責任ですので、「安全」をお求めでしたら認証工場整備依頼して下さい。(終)

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