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当たり前の事ですが、ブレーキペダルを踏めば車は止まります。自転車のブレーキを見た事ありますか?ブレーキレバーを握れば車輪を止めようとしますね。考え方はクルマも一緒です。簡単に考えると自動車はブレーキペダルを踏んで、回転するブレーキディスクローターをブレーキパットで挟んで止めようとするわけです。ですからブレーキパットも消耗します。パット残量は新品で10mm程度です。AT車のフロントブレーキパットは約5万キロ前後が交換時期のピークです。リヤブレーキパットはフロントに比べて減りが遅く約7万キロ前後が交換時期のピークです。MT車に至ってはエンジンブレーキやシフトダウンをうまく使って乗りこなす事により、ブレーキパットの減りが低減できます。
ブレーキパット残量がなくなってくると、ブレーキ踏んだ際に「キーキー音/ギーギー音」します。ブレーキ踏んでこのような音が出始めたら交換のサインですので、早急に交換して下さい。そのまま乗り続けると、ディスクローターを損傷して修理金額も膨大になるほか、ブレーキが利かない等の危険も発生します。
未然に防ぐ為には、日常の点検はもちろんの事、12ヶ月点検や車検整備もしっかり行う必要があります。たかがブレーキとは思わないで下さい、ブレーキが利かなくなった状態を想像してください、ユーザー車検等ではブレーキを分解整備しないだけでなく、ブレーキパットの残量があろうがなかろうが、ブレーキオイルが漏れていようが関係なく車検を通します。それを知らないで車に乗る事はある意味自殺行為だと思いませんか?皆さん車検なんて安けりゃいいと思って、ユーザー車検等の安い業者に出すのだと思いますが、もしもそれらが原因で事故やトラブルが起こったらどうするのでしょうか?車は自己管理・自己責任が原則ですから、業者に責任追及したって「安いを求めてきたのだから安く車検通したでしょ、何か文句ある?」と言われるのがオチですよ。裏を返せば「安く」を求めてしまったユーザー自身にも問題があるという事です。
すこしキツイ言い方ですが、車を維持・管理するという事はとても大変で大事な事です。
それではブレーキパットが減っている車を見てください

@写真はフロントブレーキ右側です(各車輪にはこのようなブレーキがあります、普通車ですと4箇所です)。走行距離約6万キロです。私の左手で持っているのが新品ブレーキパットと現車のブレーキパットの比較です。新品残量は10mmですので、明らかに減っているのがお判り頂けます。
パットが減ったままの状態だってブレーキが利いているのだから車検には受かります。が、上記文面にもある通り、もしかしたらこの減った状態で納車されてる危険性だってあるのです。この状態のまま乗ると約1ヶ月後くらいにはギーギー音が発生します。

Aフロント左側(運転席側)とフロント左側(助手席側):フロントブレーキパット交換後の写真です。12ヶ月点検や車検整備では、このような事も未然に防げる訳です。

注)ブレーキ踏んでキーキー音・ギーギー音が発生してる場合、残量お知らせ金具以下に減ってますので危険です。
金額が「高い」・「安い」に囚われがちな世の中です。誰だって「安い」に越した事はありません。しかしユーザー車検の「安い金額」が心理の判断基準にある為か、我々整備工場が「高い」と思われてるのが実情だと思います。本当にこういう整備をする整備工場が「高く」て、何もしないユーザー車検が「安い」のか・・・ユーザー自身(自己管理責任)の判断が重要です。ユーザー車検で「安く」やったとしても、車検後の不具合は「高く」つきます。ユーザー車検後のデータが出てますので、気になる方は見てください。
交換料金は・・・車種により作業点数・部品代が違いますが、おおよその目安です。
フロントブレーキパット交換=軽自動車クラスで約10,000円前後・乗用車クラスで15,000円前後です。
リヤブレーキパット交換=フロントブレーキパット交換料金と大体同じくらいです。
リヤブレーキシュー交換(ドラムブレーキ)=軽自動車クラスで約15,000円前後、乗用車クラスも15,000円前後です。
いずれの場合も一般整備料金目安であり、車検時の交換は一般整備より工賃が安くなります。
その他、ブレーキオイル漏れ等の異常が発見されれば、プラス料金になります。ディスクブレーキに関しては、ブレーキの引きずり・ブレーキオイル漏れ・ホース類の点検も合わせて行います。ドラムブレーキに関しては、ホイルシリンダよりブレーキオイル漏れを起こすケースが多いです(ホイルシリンダ内のピストンに付くカップ(ゴム製)が磨耗してブレーキオイル漏れ起こします)。
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