ダイハツ ハイゼットカーゴ 型式S200V エンジンEF-SE 走行距離115,000km 2番排気バルブガイド下がりにより、排気バルブ開きっ放し シリンダヘッド交換

症状:エンジン不調
原因:2番排気バルブガイド下がりにより、2番排気バルブ開きっぱなしの為、2番圧縮ゼロ。

走行距離10万キロ超えだが、まだ新車登録から3年くらいなのに、何故圧縮ゼロなんだ。。。
コッタが外れたかな?と気軽に考えてましたが、、、、


↑ハイゼットカーゴS200V EF-SE 走行距離115,000km↑


↑2番だけ圧縮ゼロ↑
1番と3番は9キロくらい上がるが、2番だけが完全にゼロ
とりあえずヘッドカバー開けて点検してみます


↑バルブクリアランス過多↑
バルブが曲がったか?と思いつつ、ヘッド降ろして点検してみます


↑ヘッド降ろし↑
左から3番目の×印が2番排気です


↑やっぱりバルブが開きっぱなし↑
とりあえずバルブ外してみます


↑あれ?バルブ曲がってないけど・・・・↑
もう1回バルブ付けてみますが、やっぱり開きっぱなしだ、、、なんで?
と思いながら、もう一回よ〜く見てみると原因が解りました


↑原因:バルブガイドが下がってる↑
バルブガイドの位置がヘッドとツライチくらいまで下がってます
ステムシールも外れてます!こんなのはじめてです、なんじゃこりゃ。。。

 
↑下がったガイド↑  裏側から見るとこんな感じ  ↑正常なガイド↑

ディーラーに聞いてみるも原因解らず、過去に1台だけ同じ症状があったとの事
やはりこれと同じで高年式で走行10万キロ超えだったようです
それにしても弱すぎないかい?
ガイドだけ打ち替えても再発したら意味ないのでシリンダヘッドASSY交換します


↑シリンダヘッドASSY交換↑
中古も考えましたが、再発を考えたら新品が一番良いですね

↑バルブ擦り合わせ↑
軽めの擦り合わせです、、擦り擦り・・・真冬なのに汗かくなぁ・・・

↑バルブ組付け↑

↑仮組みしてバルブクリアランス点検↑
シムがバルブリフタ一体式なので、元々付いてたバルブリフタを付けてクリアランス点検
案の定、どれも規定値以外なのでバルブリフタを注文

↑とりあえず規定値内におさまるシムに交換↑
どっちみちエンジン掛ければバルブが馴染んでクリアランス再調整しなければらないので、、とりあえずです
こういうのがあるからシムってめんどくさいですよね、、、

↑とりあえずヘッド組み付け完成↑
ではエンジンに載せましょう

↑ヘッドガスケットを付けます↑

↑ヘッド載せました↑
ここまでくれば、あとは元通りに組み付ければ完成です

↑ヘッド交換完了↑
とりあえずエンジン掛けてバルブを馴染ませます
案の定、クリアランスがずれてますので、今度はガッチリ取り直します
吸気0,15 排気0,25
またカムシャフト外してバルブリフタ交換するのは面倒ですが、ここはガッチリ整備しないとね


これで完璧と思ったのですが・・・・

↑アイドリング絶不調↑
エンジンの吹けは絶好調なのですが、アイドリングが絶不調・・・
なんかエアー吸ってるような感じで不安定です、、ブブブブブ、、、って感じ
なんか変なスロットルボディだなぁ、、色々悪戦苦闘するが全然ダメだ・・・

俺の作業が悪いのか・・・解決の糸口さえ見つからない・・・もはやこれまでか・・・
気が滅入る寸前でしたが、色々調べていくとEFIシステムの初期学習があるようです

かすかな望みを抱きながら・・・
早速資料入手し、EFIシステムの初期学習を行ったところ・・・完璧に直りました
今までのアイドリング絶不調が嘘のようです

このエンジンはクルマの状態によりアイドリングを自動補正してるようで、
エンジン不調やスロットルボディ交換・ECU交換した時EFIシステムの初期学習必要だったのです

最近の普通車で初期学習があるのは知ってましたが、、まさか軽自動車であるとは、、、ん〜勉強勉強!!
☆これにて一件落着です☆

☆なにはともあれ、バルブガイド下がりとEFIシステム初期学習と2つ勉強になった修理でした☆


【その他、バルブガイド下がり修理例】
・ダイハツミラ 型式L710S エンジンEF-SE 走行距離81,000km 3番排気バルブガイド下がり

【その他、シリンダヘッド修理例】
・ダイハツハイゼット 型式S110P エンジンEF-NS 走行距離59,000km 3番吸気バルブガイド割れ・バブル折れ

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